ミドルスペックCPU(グラフィック機能無し・2万円台)の比較(2022年9月)

今回の記事ではグラフィック機能を持たない2万円台で買えるCPUをを比較してみます。

結論

2万円台のCPUとしては AMD Ryzen5 5600XのCPUがおすすめです。(2022年9月時点)

AMDのCPUは2022年9月末に新しいCPUが発表されるために、現在販売されている価格が非常に2〜4割下がっているため同スペックのIntelと比較してもAMDのCPUの方が価格が安くコスパが高くなっているためです。

Intel CPUの比較

IntelのCPUは第11世代、第12世代のCPUも2万円でありましたのでそれぞれ確認していきます。今回グラフィック機能は含まないCPUを比較するためグラフック機能を持たない型番(末尾がFになっている)で
比較すると以下の2つになります。

CPUCore i5 12400FCorei5 11400F
世代第12世代 Coire i5(2022年1Q発売)第11世代 Coire i5(2021年1Q発売)
基本周波数2.5GHz2.6GHz
最大周波数4.4GHz4.4Hz
コア(スレッド)6コア(12スレッド)6コア(12スレッド)
ベースパワー65W(最大ターボパワー117W)65W
キャッシュ18MB12MB
L2キャッシュ7.5MB
メモリDDR5・DDR4DDR4
CPUベンチマーク
スコア
19,80217,198
価格26,000〜29,00023,000〜25,000

比較してみるとDDR5を利用したメモリを使うのであれば、12400Fとなりますが、そうでいないのであれば、価格と値段のバランスで判断して決めるのがよいでしょう。ただし、12400Fの方が発売時期も新しく、その分スペックも向上していますので、問題なければ12400Fの方がよさそうです。

AMDのCPUの比較

3万円以下で高いスペックのAMDのCPUで確認すると、Ryzen 5 5600、Ryyzen 5 5600XのCPUが該当しそうです。6コア12スレッドでTDP 65Wとなり、通常用途やちょっとしたゲームで考えるなら十分利用できそうです。

型番の末尾がGのものがグラフィック機能付きとなり、Xであれぱ型番無しよりも高スペックとなります。

CPU名Ryzen 5 5600Ryzen 5 5600x
世代第4世代第4世代
基本周波数3.5GHz3.7GHz
最大周波数4.4GHz4.6GHz
コア数6コア(12スレッド)6コア(12スレッド)
ベースパワー65W65W
キャッシュ32MB32MB
L2キャッシュ3MB3MB
メモリDDR4DDR4
CPUベンチマーク
スコア
21,49121,975
価格24,000〜28,00024,000〜30,000

こちらも価格が変わらないのであれば5600Xの方がよさそうです。

IntelとAMDのCPUを比較して

どちらのCPUも確認すると基本的にコア数など基本的なスペックに違いはなさそうです。値段とベンチマークスコアで考えると、5600Xについてが他よりもベンチマークスコアも高くおすすめです。