数年前から3Dプリンタの低価格化がすすみ、1万円〜3万円で手に届く商品が発売されるようになりました。この記事では初心者向けの3Dプリンタを探して見るにあたって、3Dプリンタ未経験の私が調べたことをまとめます。
結論
私はこの3Dプリンタに注目しています。
Aquila X2 (次点でEnder 3)
印刷方法が積層法の3Dプリンタになります。調べたときは4万円に近い価格となっていた、Ender 3 v2の3Dプリンタと同程度の機能を備えており、3Dプリンタ本体へのカスタマイズなどまだ考えられないため最初の1台としてはよさそうです。
次点で注目したEnder 3の3Dプリンタも積層法の3Dプリンタになり、こちらのメーカーの3Dプリンタは多くのユーザーがいるようなので、なにかトラブルが合ったときの情報や、今後の3Dプリンタ本体へのカスタマイズなど考えている方はこちらも最初の一台としてよさそうです。
初めての1台、3Dプリンタで確認したい要素
目的
どのような理由で3Dプリンタが欲しいのか、用途・目的がある思います。用途に合わない3Dプリンタを購入して公開しないように、その3Dプリンタが用途にあっているか考えましょう。私の場合は小物・ケース・フックのようなものなど日常のちょっとしたあると便利なものが作りたくて3Dプリンタを検討しています。
光造形か積層法か
3Dプリンタではさまざま方法で印刷できるようですが、大きく光造形と積層法という2種類の方法の方法があります。小物やケースなど作りたい場合は積層法の3Dプリンタが向いているようです。
| 方法 | 光造形 | 積層法 |
| 特徴 | 光をレジンに当てて固めて作る | 樹脂を熱で溶かして固めて作る |
| メリット | 精度が高い | 手軽に印刷・印刷後の処理が楽 低価格 |
| デメリット | 印刷後に洗浄が必要 作成物が熱に弱い | 精度が荒い |
対応する大きさ
3Dプリンタによって作成可能な大きさが異なるようです。あまり大きなものは作れないにしても、小さなものしか作成できないと困りますので確認します。
STL形式への対応
CADなどでの対応のため、STL形式に対応している3Dプリンタがよいそうです。ただし商品情報をみただけでは確認ができませんでした。分かる場合は確認したほうがよいかもしれません。
1万円〜3万円までの3Dプリンタ(積層法)から選ぶ
| 商品名 | メモ | 造形サイズ | 価格 |
| Creality Ender 3 | Enderはユーザー数が多いため 情報が豊富・高め | 220x220x250mm | ¥24,999 |
| Creality Ender 3 X | Ender 3と比較して ガラスベッドになり ノズルもよいようです | 220x220x250mm | ¥26,999 |
| ELEGOO NEPTUNE 2D | 2色プリントが可能 | 220x220x250mm | ¥26,099 |
| ELEGOO NEPTUNE 2S | 220x220x250mm | ¥27,599 | |
| ミニ3Dプリンター | 100x100x100mm | ¥11,590 | |
| VOXELAB Aquila X2 | Ender 3 V2(¥39,999)と同程度の機能 | 220x220x250mm | ¥26,099 |
まとめ
積層法の3Dプリンタとしては3万円より下でそれなりの大きさの3Dプリンタを探すと、Ender 3、NEPTUNE 2S、Aquila X2などがありました。Aquila X2などは Ender 3のバージョン2と同程度の機能を持つようですので、カスタマイズなど行わないのであれば、Aquila X2、後々カスタマイズすることや何かあったときにインターネットで調べると情報が豊富にある Ender 3の2つで悩みます。
まずはカスタマイズなども分からないため、Aquila X2を検討することにします。